各ラウンドの最後が王家の部屋です。王家の部屋は通常のステージと異なり、部屋内にある爆弾を全て回収する必要があります。爆弾をすべて回収すると次の部屋への扉が開き、クリアーとなります。
　王家の部屋では、１つ爆弾を取ると、決められた順番に従って次の爆弾に着火します。この着火した爆弾を順に取っていくことで、王家の部屋の終了時にボーナス点が加算されるので、ハイスコアラーには重要なポイントと言えるかと思います。 　重要な注意点として「マイティパワーが使えない」ことが挙げられます。通常の部屋以上にマイティの操作が要求されることもありますので気を引き締めていきましょう。
　マップ中ではお薦めの回収順序を掲載しましたが、開始ポイントは必ずしも「Ａ」である必要はありません。仮に「Ｆ」からスタートした場合は「ＦＧＨＩ・・・・ＷＸＡＢＣＤＥ」という順番に回収していけば着火爆弾回収のボーナスは獲得することができます。
　順番通りに取っていくことは、パワーボールを複数回出現させるのにも有益ですし、それに派生して生じる金貨の獲得増に繋がりますので、マイナスになることは基本的にありません。是非パーフェクトの23個を目指してみてください。
　王家の部屋特有のアイテムとして「ボーナスコイン」があります。これはアイテム欄で記載した通り、得点の下4桁が0000・5000を突破すると出現して、獲得点を最大で５倍まで引き上げるものです。これを利用すれば王家の部屋だけでもかなりの点を叩き出せます。
　よって王家の部屋に入る時には、敵は「ハネゾー」が出るように調整しておいた上に、得点を出来るだけ「4990／9990」に近づけておくのがベストです。クリアーが容易＋高得点獲得が可能となります。本当は直前の通路でパワーボールの出現も調整したいところですが、これはステージ中の10000点ボーナスとの絡みもあるので可能な範囲で。
　後半のステージでは、ステージ中の10000点ボーナスは捨て、この王家の部屋で死なないためにチャイムの鳴る直前状態にし、部屋内でパワーボールを狙う...というのも重要な作戦となり得ます。
　王家の部屋には特殊な裏技がありますが、後のコラムで紹介することにしましょう。

　通常通路にある爆弾は時によって100点だったり200点だったりします。これは目には見えないのですが、王家の部屋と同じ理屈で爆弾に火がついており、この目に見えない着火爆弾を取った場合には通常の倍の200点となっているという訳です。
　得点は画面を見れば表示されますが、爆弾を取った際に「ピキ」という感じの高い音がした場合には100点で、「プチュ」というやや低めの音がした場合には200点です（この点は王家の部屋と同じです）。
　各部屋とも01番以外（最初の爆弾は点火されていないので）の200点爆弾を取っていくと、最後の爆弾を取った時に爆発音とともに10000点のボーナスが加算されます（長めの通路の場合のみ。狭い部屋ではボーナスの入らない箇所もあります）。10000点ボーナスについては後のコラムをご参照下さい。

　マイティを足場から落ちるか落ちないかスレスレの所に立たせ、その場でジャンプをすると何故か着地できずにそのまま下へ落ちてしまいます。
　その際、その着地地点の隣（自分が落ちてきた地点の足場側と同じｘ軸上）にブロックなどがあった場合、そのブロックの方向を押すとマイティは何故かレバーと反対方向を向いてその場歩きを始めます。それだけ！（爆）

　宝箱内の爆弾は、開封されてはじめて着火の対象となることができます。なお、マップ中（Ｌ）となっているものは最後に、（16-17）となっている場合は16番目の爆弾と17番目の爆弾の間を表します。
　ステージ中の爆弾の点火方式は王家の部屋のそれと同じです。よって、宝箱がちゃんと開かれていた場合には、例えばラウンド５では27番の爆弾の次に宝箱内の爆弾を取り、次に28番の爆弾を取っていけば200点爆弾を獲得することができるようになるのです。爆弾の入った宝箱を開けてなかった場合はその爆弾は存在しないものとして扱われるので、27の次に28番の爆弾という順番になります。
　問題となるのは「27の爆弾を獲得してから宝箱を開けて爆弾を出現させた」という場合です。この時には27の爆弾を獲得した時点で既に28の爆弾に火が着いている訳ですから、この宝箱内の爆弾には火がつきません。こういう爆弾を残してしまうと後に説明する10000点ボーナスを獲得できなくなるので要注意です。
　まとめますと、記載されている数字の一つ前（26-27と書いていた場合には25番、Lの場合は最後から2つ目の爆弾）の爆弾を獲得したら、次の爆弾を手に入れる前に宝箱を開けるように注意にしましょう。

　10000点のボーナスは、通常通路で（初回の100点を除いて）200点爆弾を取りつづけることによって獲得することができます。200点爆弾については「宝箱内の爆弾について」の箇所で説明してありますので、そちらをご覧頂ければと思います。
　この10000点ボーナスを獲得するために必要な爆弾の獲得順序についてはすでにマップ中に記載してあるので、特にその順番について悩む事態はないかと思いますが、この順番通りに爆弾を取っていけば全部オッケーという訳ではありません。
　この爆弾を取っていく過程で隠し通路などに入ってしまった場合は、200点の爆弾は継続されるものの10000点ボーナスは獲得できないという事態になります。もし隠し通路に入りたい上にボーナスも欲しい場合には、どちらかを優先して行ってからもう一方に取り掛かるようにようにしましょう。
　また、順番通りに取っていったとしてもその部屋が隠し部屋の場合はボーナスが入りません。ちなみにここで言う隠し部屋には水晶ルートも含まれますので、マップ通りに取ってもボーナスは入りませんのでご注意を。ページの上側にある「Database」で「N-Room」となっている部分のみが対象と考えて頂ければと思います。
　10000点ボーナスの旨味はその実、ボーナス点よりも200点爆弾を取っていくことによって生じるパワーボール出現頻度の向上にあります。パワーボールを取る＝金貨が増える＝残機数が増えるという訳です。
　得点や残機数の向上はゲーム偏差値のアップにも繋がりますから（計算式は後程）、そういう点においても狙っていく価値の多い要素と言えるかと思います（勿論、10000点ボーナスはそれだけで偏差値を0.05上げるだけの効果を持っています。この数字だけ見ると何かイマイチっぽく感じちゃうでしょうが...）。

　王家の部屋では普通は点火した順に取っていくのですけれども、ここであえて点火した爆弾を最後まで取らないようにすると、ステージ飛ばしが成立します。具体的には、Ａの次にＣからＸまで取って最後にＢを取るということになります。
　これに成功すると次のラウンドの王家の部屋にまで一挙に行けるのですが、途中でやられてしまうとステージ飛ばしを開始したラウンドの王家の部屋直前の通路にまで戻されてしまいますので要注意です。
　さて、このステージ飛ばしには意外な効能があります。それはあるラウンドの王家の部屋をラウンド飛ばしでクリアーした場合には、そのステージに関するアイテム情報がリセットされるというものです（水晶玉のみ例外）。
　ところがこれはステージ飛ばし中、ある王家の部屋でエクストラコインを獲得しながらもその部屋でマイティがやられてしまった場合、戻ったステージで獲得できるであろうエクストラコインやマイティ兄弟などが手に入らなくなることを意味します（既にエクストラコインを同ラウンドの別箇所で獲得したという判断をするからでしょう）。
　アイテムに関してのみ、マイティがやられた王家の部屋＝再スタートのラウンドという認識をするようで、コレが作用していると思われます。
　こういう場合の対処法はズバリ、ステージ飛ばし中にエクストラコインをとったらその王家の部屋はなんとかしてでもステージ飛ばしでクリアーするように頑張るしかないということになります。コレは後の無限増殖技で引っかかる可能性のある点なので要注意です（まぁ死んでしまったとしても、再びステージ飛ばしをしてデータをリセットいいのですが）。
　この方法を使うと同じマイティの兄弟を何度も救出したりすることができ、偏差値を無限にアップできます。しかし自機がやられないと元のラウンドに戻れない訳ですから、普通にやったのでは無限増殖という訳にはいきません。現有数維持が基本的に限界です。後のページでは一工夫した無限増殖法を検討してみることにしましょう。
　分かりにくい話になっちゃいましたね..

　無限増殖法は特定のラウンドでのみ行うことができます。カンのいい方ならもうお気づきでしょうが、そのラウンドとは「ラウンド５」になります。
　既にラウンド５の後半ルートで一度に機数を２増やせる方法を明記しました。エクストラコインとテクモプレートの両確保です。これを行ったうえで王家の部屋によるステージ飛ばしを行い、ラウンド６以降の王家の部屋まで進んで故意にやられると、アイテム情報はリセットされたうえで再びラウンド５後半ルートのスタート地点に戻れるということになります。１機減ってしまいますが２ＵＰしてますので、１機ずつながら残機数を着実にアップさせていくことができる訳です。また、１ＵＰアイテムと共にＳコインも同じくこの後半ルートの隠し部屋で獲得できますから、こちらも限りなく獲得することができるといえます。
　また、何度も繰り返しているうちに、自然に累積金貨も増えていきます。40個獲得すれば更にエクストラコインが王家の部屋で獲得できるという訳です。但しこの点には落とし穴があるのでラウンド飛ばしの効用の箇所に書いておきました。気をつけさえすれば結果的に２ＵＰになりますね。これを使えばまずクリアーできることでしょう（笑）

※注意：同人誌の版によってはこのコラム内ラウンドの数字の表記が１つズレてしまっていたようです。訂正してお詫びいたします。

　あと１回ジャンプするとマイティパワーのレベルが落ちる状態で宝箱の上に立ちジャンプをして宝箱を開封すると、当然マイティのレベルはダウンしますが、開けた宝箱の方はパッと見では開封されていないように見えます（実際には開封されてます）。
　中身が風船の場合は風船が宝箱を開けずに飛び出したように見え、金貨などの場合は色が変わることもあります。中身を確認したい場合はスクロールアウトさせるのがてっとり早いですが、スクロールするとなくなってしまうアイテムもあるので、実用性は全くありません...（広技林の訂正）
　また、マイティの体が丁度入るような、縦１ブロック分しかない箇所でジャンプを繰り返すと、敵キャラが滝から落ちるようにズルズル下へ落ちていきます。その様子を見てほくそ笑むのがいいところかも（汗）

	通常	隠し	王家	合計		通常	隠し	王家	合計
R.01	6	0	1	7	R.10	6	0	1	7
R.02	5	1	1	7	R.11	10	4	1	15
R.03	4	1	1	6	R.12	4	45	1	50
R.04	24	6	1	31	R.13	15	3	1	19
R.05	11	7	1	19	R.14	5	1	1	7
R.06	9	1	1	11	R.15	4	1	1	6
R.07	9	18	1	28	R.16	7	0	1	8
R.08	7	1	1	9	Final	2	5	0	7
R.09	15	0	1	16	[Sum]	143	94	16	253

　上記のような感じです。以上合計すると253画面となる訳ですが、オープニングとエンディングで合計255画面となります。またラウンドクリアー時やリスタート時の画面で256画面という理解です。但し、オープニングとエンディングは共通画面とも考えられますし、ラウンドクリアー画面については背景なしと理解することもできるので、もしかしたらまだ２画面分の隠しがあるのかもしれません。まぁ256画面というのが必ずしも正しいとは言えないとも思うのでけれど。ROMの中を解析できればこんな問題は解決するのかも知れませんが（汗）

　偏差値といえば以下の式ですね
　　偏差値＝50＋｛（点数-平均点）÷標準偏差｝×10
　こんな感じの計算かと当初は思ってました。ところが、ボンジャックにおける偏差値は偏差値にあらずでありまして（笑）、得点などの６つ要素をに手を加えて足し合わせたものになります（即ち６元１次式）。各要素をａ〜ｆとすると、ボンジャックの偏差値計算式は以下のような感じになります。

　　偏差値 ＝ 47＋ａ＋ｂ＋ｃ＋ｄ＋ｅ＋ｆ
　　　ａ〜ｆの各値は次のように算出します
　　　ａ：（クリアーラウンド数−１）÷２ 【端数切り捨て】
　　　ｂ：（点数÷２０万）【端数切り捨て】
　　　ｃ：１ＵＰ獲得数÷２【端数切り捨て】
　　　ｄ：Ｓコイン獲得数
　　　ｅ：水晶獲得数
　　　ｆ：種類は問わずエンディング到達３、到達できなかった場合には０

　既に記載の無限増殖法を使えば偏差値はほぼ無限に上げられると言えます。とはいえ恐らく256を越えることはないと推察されますが実際は！？

百：宝箱（100点） 三：宝箱（300点） 千：宝箱（1000点）
奴：奴隷 風：風船 Ｍ：マイティコイン
Ｓ：シークレットコイン Ｄ：マイティドリンク
金：金貨 爆：爆弾（宝箱内）
UP：1UP系（マイティ兄弟・エクストラコイン・テクモプレート）
ス：スフィンクス 敵：モンスター（宝箱内）